2015年9月は、Mr.FP 田辺浩之さんです

「ウサギとカメ」のおとぎ話から運用を考える!

 

ウサギとカメのおとぎ話から、運用について考えてみたいと思います。

「おとぎ話と運用は関係ないじゃないか」「ふざけているのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし昔から伝わるおとぎ話の中には、幸せに生きるための不変の法則や教訓が刻まれていることがあります。

さて、このお話はウサギとカメが競争します。普通に考えれば足が遅いカメが負けるのは当たり前。

でも、どうして足が遅いカメが、足が速いウサギに勝てたのでしょう。

それは、カメは休まずコツコツ歩いていたけど、ウサギは油断して昼寝をしたり寄り道をしていたりしたから?

では、どうしてそうなったのか?

私はこのように考えました。ウサギとカメは見ていたものが違っていたのではないでしょうか?

ウサギは、カメや周りの景色ばかり見ていた。だから、カメが遅いと油断し昼寝をしたり、周りや目先に気をとられて、大好きなにんじんが落ちていれば、寄り道したりコースから外れたり。

一方、カメが見ていたものはゴールでした。「あのゴールに向かっていくんだ」と目標・目的がぶれませんでした。

だから自分が進むコースも明確で、そこから外れることはありません。

このおとぎ話から、「運用において目的や目標を明確にすることがとても大事だ」ということに気づかされます。

目標が明確だと、目指すゴールから逆算をして運用する期間、運用率、予算、そしてそれを実現するためのベストな資産配分や方法が決まり、そのためのベストな商品が選択されます。

つまりカメと同じように、ゴールを意識して、そこに向かうためのコースや進み方が決まるということです。コースが決まれば、損切りや益出しの対処のタイミングも決まり、コースから外れる前に対応できます。

ウサギはと言うと・・・・。

目的や目標がないのでなんとなく殖やしたいと考えています。

儲かりそうなものがあると、まるでニンジンを追いかけるように一極集中で投機をする。

相場が多少変動しただけで、我慢できずに寄り道してしまう。

目先のニンジンは食べることが出来るかもしれません。でも目標達成となると偶然の産物以外はないでしょう。

昨今の中国経済の衰退に伴う世界的な株価の下落、米国の9月利上げ説の延期等々、金融環境は変動要因が益々増えてきます。当然、大切なご資産の運用については、基本は守りつつ、金融環境の変化を取り込んでいかなくてはなりません。

ウサギのように情報に過剰に振り回されることなく、自分の運用の目的・目標を明確にし、進むべきコースと自分の足元をしっかり見て、カメのような運用を心がけてはいかがでしょうか。 

                         田辺FPオフィス  田辺浩之

関連サービス

関連サイト

代表・井畑敏の執筆本

お問い合わせフォーム

メモ: * は入力必須項目です

Moneyjoho Twitter