新年1月号はエフピープラネット代表の井畑敏です

タイトル: 物価の上昇とFP

 

昨年2013年日本の株価は57%もの上昇を記録した。 今年も株高の気配が強く、

もしかすると長期上昇期に入るかもしれない。 思い出すのは1990年代のアメリカだ。

日本がバブル崩壊で失われた20年に入っていく中、アメリカは10年で株価を3倍にした。

 

この1990年から2000年の10年間はアメリカのFPが大きく顧客を増やした時。 株価の上昇が続き、結果オーライと言うこともあったとは思うが、顧客も資産を増やし、FPも顧客と事業を拡大した時期である。

 

この時活躍したのがアセットマネージメント(Asset management)と言われるFP業の仕組みだ。 キャッシュフロー分析を行い生涯資金設計(FPプロフェッショナルズの中ではシナリオプランと呼ばれる)を作成すると、次は生涯資金設計で定めたファイナンシャルゴールを達成する活動に入る。 その時使われるのがこのアセットマネージメント。 いわば、FPがファンドマネージングを受け持つわけだ。 もちろん、FPはファンドマネージャーではないので、ファンドマネージング会社と提携してやるわけだが、FPは顧客のファイナンシャルゴールは知っているし、その背景となる顧客の夢、財産、借財、すべて知っているので、ファンドマネージャーに適切な指示ができる。

 

こうして顧客の生涯のファイナンシャルゴールを目指して、長期の資金運用をしてあげるのが、アセットマネージメントである。 これが日本ではできない。 現在の金融取引法では運用のための一任勘定は最低資本金5000万円の会社を作らなければならないし、またそれなら依頼できる金融機関は‐‐‐、となるとこれもない。 

 

日本の金融制度は欧米に比べて20年~30年遅れていると言われるが、実際その遅れの現場の一部を体験しているFPとしては、アメリカの1990年代のFPと顧客の体験、それと同じ体験を是非この10年で日本でも実現したいと願うところである。

 

 

2014年元旦

株式会社FPプラネット

代表取締役 井畑 敏

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